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神経内科
皮質性感覚障害とは何か
感覚は表在感覚、深部感覚、皮質性感覚に大別される。 表在感覚→触覚や痛覚、温度覚が含まれる 深部感覚→振動覚や位置覚が含まれる そして皮質性感覚には二点識別覚、触覚、位置覚、運動覚、重量覚、立体覚、皮質性消去などがある。これらはBrodmannの... -
神経内科
肢節運動失行と観念運動性失行、観念性失行の違い
失行とは、運動麻痺や運動失調、不随意運動などの運動麻痺がないにも関わらず、しかも行うべき動作を十分に理解しているはずなのに実行できないことを言う。 詳細な定義には教科書や専門家の間でも微妙なズレがあるようであるが概ね以下の通り ◯肢節運動... -
神経内科
把握性筋強剛とは何か
把握性筋強剛とは何か 患者に手を強く握らせ、次に急に手を開くように命じてもしばらくは握ったまま手を開くことを出来ない現象を把握性筋強剛(把握ミオトニア)という。これは筋強直性ジストロフィーや先天性筋強直症、軟骨形成異常性筋強直症などで見... -
神経内科
u-fiberとは何か
◯U-fiberとは何か(=弓状繊維) 大脳白質は脳表側の皮質の神経細胞から連続する神経線維からなるが、白質の繊維のうち隣り合う脳回同士を連絡するものをu-fiberという。u-fiberは皮質直下を走行していて脳の水平断画像でUの字になるためこう呼ばれる。 こ... -
神経内科
繊維自発電位(fibrillation potential)と陽性鋭波(positive sharp wave)について
繊維自発電位(fibrillation potential)と陽性鋭波(positive sharp wave)について 筋電図検査におけるfibrillation potential、positive sharp waveは共に急性脱神経所見である。これらはいずれも下位運動ニューロンの障害もしくは筋疾患によって筋細胞... -
病棟
せん妄に対して何の抗精神病薬を用いるべきか
抗精神病薬選択のポイントは以下の通り ・定型抗精神病薬は錐体外路症状が出やすいので極力非定型抗精神病薬を選ぶ ・いずれの抗精神病薬もせん妄治療効果は同等 ・抗精神病薬には鎮静作用のあるものとないものがある。興奮の強い患者では鎮静作用のあるも... -
神経内科
手を握りしめる動作で手根管症候群が増悪する理由
◯手根管症候群 ・手根管を通っている正中神経が圧迫されることによる末梢神経障害。中年女性に好発。反復的に手首を動かす職業に多い(洗濯、床磨き、マッサージなど)。夜間にしびれ症状が強くなり、夜中になるとしびれで目が醒める。手をふると少し楽に... -
神経内科
頸椎神経根障害の症状memo
頸椎神経根障害の症状memo 脊髄から出ている神経根が圧迫によって障害されることにより出現する。 (↓椎体と神経根の位置関係)C3/C4にあるのがC4神経根。 デルマトームの一つの分節に一致するしびれ、痛み、異常感覚が出現する。 神経根性疼痛は痛み... -
神経内科
胸郭出口症候群とは
胸郭出口症候群memo 画像参照:https://goi-uchiboseikotsuin.com/syojyo/%E8%83%B8%E9%83%AD%E5%87%BA%E5%8F%A3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4/ 腕神経叢と鎖骨下動静脈が頸部の筋肉や骨によって挟まれて物理的に圧迫されることにより神経症状や虚血症状が... -
神経内科
Spurling testとは何か
◯Spurling testとは何か Spurling testとは神経根障害の有無を調べるための神経根症状の誘発テストである。頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、頚椎捻挫などによる神経根症状が疑われる時に行われる。 頚椎椎間板ヘルニアなどで椎間孔が狭窄していると、頚椎を...