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循環器
動脈硬化でもCRPが上昇するという話
動脈硬化でもCRPが上昇するという話 CRPは感染や慢性炎症、悪性腫瘍などで上昇する急性期蛋白であるが、動脈硬化でも上昇することが近年報告されてきている。動脈硬化でCRP上昇というと意外な感じがするかもしれないが、「動脈硬化=血管の慢性炎症」と... -
手技・身体診察
血液培養でいつコンタミを疑うか
血液培養でいつコンタミを疑うか 血液培養は菌血症を疑うときに必要な検査であるが、いくら慎重に採取してもコンタミを0にすることはできないので注意が必要である。が、血液培養で生えてきた菌が本当に血中にいるものなのかコンタミによるものなのか鑑別... -
外傷
頭部外傷へのアプローチ
頭部外傷へのアプローチ ポイント ・外傷機転を聞く(他の内科疾患などないか) ・意識レベル、バイタルの評価と安定化 ・身体所見(頭蓋内圧亢進、頭蓋底骨折はないか) ・頭部CTはどんなときに必要か ・帰宅させて良いのか ・受傷機転を聞く なぜ頭... -
脳神経
ring testとは何か
ring testとは何か(別名:リングサイン、ハローサイン) 頭部外傷によって頭蓋底骨折が疑われた場合に行う試験である。 頭蓋底骨折によって頭蓋内の髄液が鼻や耳から漏れることがある(髄液鼻漏、髄液耳漏)。その際にその液体に髄液が混ざっているのか... -
適応
いつ嫌気性菌を疑うか(横隔膜の上と下で分けて考える)
嫌気性菌感染をいつ疑うか 嫌気性菌とは酸素のない環境下で増殖する菌である。が、健常人においても消化管や口腔あるいは膣などの粘膜の常在細菌叢にも一部定着している。常在菌だけでは感染症を起こさずに無害であるが、何らかの原因によって宿主側の環... -
診断基準・スコア
不明熱が感染症由来かどうかの判断指標
【不明熱とは】 「三週間以上38.3度以上の発熱が続き、3日以上診療(3回以上の外来か3日以上の入院)しても原因がわからないもの」が不明熱と定義される。原因としては感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患が多い。 感染症:感染性心内膜炎、結核、前立腺炎... -
消化器
vibrio vulnificusが肝硬変患者に多く発症する理由
vibrio vulnificus感染症が肝硬変患者に多く発症する理由 【vibrio vulnificusとは】 vibrio vulnificus(ビブリオ・バルニフィカス)とはビブリオの一種で壊死性筋膜炎を起こすことから日本では人食いバクテリアとも呼ばれる菌の一種である。 生息域... -
未分類
不明熱の検査と鑑別診断(更新中)
■不明熱の定義 「三週間以上38.3度以上の発熱が続き、3日以上診療(3回以上の外来か3日以上の入院)しても原因がわからないもの」が不明熱と定義される。原因としては感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患が多い。 感染症:感染性心内膜炎、結核、前立腺炎、... -
診断基準・スコア
蜂窩織炎と壊死性軟部組織感染症の鑑別(LRINECスコア)
蜂窩織炎と壊死性軟部組織感染症の違い 蜂窩織炎 全身状態良好(元気) 症状が日単位で進行 水疱や血疱はなし 見かけどおりの痛がり方 発赤部位のみで圧痛を認める 壊死性軟部組織感染症 全身状態不良(しんどそう) 症状が時間単位で進行 水疱や血疱... -
解剖学
鎖骨上窩リンパ節腫大の原因
鎖骨上リンパ節腫大の原因 イメージ図:効果のメカニズムとポイント | リンパマッサージの方法 鎖骨上窩リンパ節が腫大すると悪性腫瘍の可能性を考えなければならない(鎖骨上窩のリンパ節は健常人でも大きくなりやすいので1cm以上の大きさが異常と...