なぜ?– category –
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なぜ?
救急隊員は如何にして脳梗塞を疑っているか(CPSS)
CPSSとはcincinnati prehospital stroke scaleの略であり、救急隊員が病院搬送前に脳梗塞を疑うためのスケールである。 【CPSS】 ・顔の歪み 歯をイーっとしてもらい、顔面が左右対称であれば正常、片方が引きつっていれば異常 ・上肢挙上 開眼させて両... -
なぜ?
いつレジオネラ肺炎を疑うか(診断基準)
レジオネラ肺炎とは河川や土壌に生息するグラム陰性桿菌のLegionella pneumophiaを原因とする肺炎であり、温泉や空調設備の冷水環境などで増殖し、エアロゾルから集団感染を引き起こす。 ポイント ・重症肺炎では必ず疑うべき ・βラクタムが効かない ・... -
なぜ?
肺炎において血液培養は必要か
肺炎において血液培養はどういう時に必要なのだろうか 血液培養で市中肺炎の原因菌を特定できたのはたったの7%で、エンピリックな抗菌薬が効かずに抗菌薬の変更が必要になったのはわずかに0.4%という報告がある。 市中肺炎において血液培養をするメ... -
なぜ?
血液ガスでアルコール中毒の重症度がわかるという話
◯浸透圧ギャップで血液中のアルコールの存在を調べる 意識障害でアルコールが原因とも考えられる時は血液ガスが有用。 「実際の浸透圧」ー「計算上の浸透圧」を算出することで血液中に浸透圧を上昇させる物質(アルコール等)が存在しないかどうか調べるこ... -
なぜ?
血液検査で凝固系検査はルーチンとなるか
血液検査をする場合に凝固系の項目をルーチンでするべきなのだろうか。 否。 凝固系の項目には以下のものがある。 ・PT(プロトロンビン時間) ・APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間) ・フィブリノーゲン ・FDP ・Dダイマー どのような場合に凝... -
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動脈硬化でもCRPが上昇するという話
動脈硬化でもCRPが上昇するという話 CRPは感染や慢性炎症、悪性腫瘍などで上昇する急性期蛋白であるが、動脈硬化でも上昇することが近年報告されてきている。動脈硬化でCRP上昇というと意外な感じがするかもしれないが、「動脈硬化=血管の慢性炎症」と... -
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vibrio vulnificusが肝硬変患者に多く発症する理由
vibrio vulnificus感染症が肝硬変患者に多く発症する理由 【vibrio vulnificusとは】 vibrio vulnificus(ビブリオ・バルニフィカス)とはビブリオの一種で壊死性筋膜炎を起こすことから日本では人食いバクテリアとも呼ばれる菌の一種である。 生息域... -
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大腸穿孔に大網充填しない理由
大腸穿孔に大網充填しない理由 イラスト引用:http://www.med.akita-u.ac.jp/~geka1/03-01.html 胃穿孔では大網を充填することで閉鎖を期待できるが、大腸穿孔症例に関して大網充填術を行うことは通常ない。胃の場合組織が分厚いので大網を充填するだけ... -
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低血糖患者にブドウ糖とVitB1を投与しなければならない理由
低血糖患者にブドウ糖とVitB1を投与しなければならない理由 ・糖尿病薬の飲み過ぎやインスリノーマなど、何らかの理由で低血糖状態になっている患者には速やかにブドウ糖を投与する必要があるが、その際にビタミンB1も一緒に投与しなければならない。 ... -
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COPDで胸鎖乳突筋が発達する理由
COPDで胸鎖乳突筋が発達、肥大する理由 COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは喫煙や有毒物質の吸引などにより肺に慢性的な刺激が加わり、気道の狭窄・肺胞の気腫性変化などが引き起こされる症候群のことである。末梢気道に炎症性細胞が浸潤し、慢性的な反応が起...