感染症– category –
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感染症
いつ嫌気性菌を疑うか(横隔膜の上と下で分けて考える)
嫌気性菌感染をいつ疑うか 嫌気性菌とは酸素のない環境下で増殖する菌である。が、健常人においても消化管や口腔あるいは膣などの粘膜の常在細菌叢にも一部定着している。常在菌だけでは感染症を起こさずに無害であるが、何らかの原因によって宿主側の環... -
感染症
vibrio vulnificusが肝硬変患者に多く発症する理由
vibrio vulnificus感染症が肝硬変患者に多く発症する理由 【vibrio vulnificusとは】 vibrio vulnificus(ビブリオ・バルニフィカス)とはビブリオの一種で壊死性筋膜炎を起こすことから日本では人食いバクテリアとも呼ばれる菌の一種である。 生息域... -
感染症
不明熱が感染症由来かどうかの判断指標
【不明熱とは】 「三週間以上38.3度以上の発熱が続き、3日以上診療(3回以上の外来か3日以上の入院)しても原因がわからないもの」が不明熱と定義される。原因としては感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患が多い。 感染症:感染性心内膜炎、結核、前立腺炎... -
感染症
蜂窩織炎と壊死性軟部組織感染症の鑑別(LRINECスコア)
蜂窩織炎と壊死性軟部組織感染症の違い 蜂窩織炎 全身状態良好(元気) 症状が日単位で進行 水疱や血疱はなし 見かけどおりの痛がり方 発赤部位のみで圧痛を認める 壊死性軟部組織感染症 全身状態不良(しんどそう) 症状が時間単位で進行 水疱や血疱... -
感染症
単純性と複雑性尿路感染症の違い(なぜ分類?)
単純性と複雑性尿路感染症の違い 膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎など尿路に関係する部位で起きる炎症を尿路感染症と呼ぶ 。その中でも膀胱炎と腎盂腎炎に関しては単純性尿路感染と複雑性尿路感染に分類される(起炎菌や再発頻度が変わってくるため)。 ・... -
感染症
濃度依存性と時間依存性抗菌薬の違い
濃度依存性と時間依存性抗菌薬の違い 抗菌薬はその薬物動態や作用機序に伴い2種類に分類される。 画像参照:http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2013/05/3325a490f4184c74aded2ea136c295f6.pdf ・濃度依存性抗菌薬(ア... -
感染症
破傷風ワクチン接種の適応
破傷風ワクチン(破傷風トキソイド)接種の適応 ■破傷風とは 嫌気性菌であるclostridium tetani(破傷風菌)が産生する神経毒素によって全身の強直性痙攣や弓なり反張をきたす重篤な疾患である。破傷風菌は芽胞の状態で土壌に生息しており、皮膚の創傷面... -
感染症
猫咬傷への対応
猫へ噛まれた患者への対応@救急外来 写真引用:http://matome.naver.jp/odai/2139450632745180701 【処置】 ・咬傷の深さの評価 ・十分な洗浄(20〜30ccの注射器で圧をかけて洗浄) ・大量の生理食塩水または10倍希釈のイソジンで消毒 ・創縁... -
感染症
各世代のセファロスポリンの違いと使い分け
各世代セファロスポリンの違いと使い分け 【超簡単にまとめると】 ・世代が進むに連れてグラム陰性菌をカバー グラム陽性菌に対しては第一世代>第二世代>第三世代 グラム陰性菌に対しては第三世代>第二世代>第一世代 第四世代は第一世代+第三世代... -
感染症
MIC(最小阻止濃度)とMBC(最小殺菌濃度)の違い
MIC(最小発育阻止濃度)とMBC(最小殺菌濃度)の違いとその意義 ・MICは細菌が増殖するのを防ぐのに必要な抗菌薬の最小濃度。増殖は防げるが、殺せるわけではないので薬剤のない状況になったら再び増殖する。MICが小さいほど、その薬剤が細菌を抑える力...