酸素療法・人工呼吸– category –
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酸素療法・人工呼吸
「酸素10L/分投与」でどれだけ患者に酸素が届いているか
「酸素10L/分投与」でどの程度患者に酸素が入ってるのか 成人男性で1回の換気量を500mlとし、呼吸の時間を吸気1秒、呼気2秒と仮定すると1分間で20回吸気することになる。すると1分間での吸気量は合計で500ml✕20回=10000ml/分=10L/分となる。... -
酸素療法・人工呼吸
酸素吸入の種類と適応の違い
呼吸不全の時には低酸素血症の改善を目的として酸素吸入療法や人工換気が行われる。 酸素吸入療法には鼻カニューレ、酸素マスク、リザーバー付き酸素マスク、リザーバー付きバッグバルブマスク(BVM)などの種類があり、それぞれで酸素の流量が異なる。... -
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鼻咽頭エアウェイと経口エアウェイの違い
鼻咽頭エアウェイと経口エアウェイの違いと使い分け エアウェイとは何か: エアウェイは英語でairwayであり、文字通り気道、空気の通り道という意味である。これは気道確保をすると同時に舌根沈下を防ぐために行われる処置である。 エアウェイには口から... -
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PEEPとは何か、いくらに設定すればよいのか
◯PEEPとは何か ARDSの時には持続的気道陽圧法(CPPV)、別名(*PEEP)を行わなければならない。ARDSでは好中球による毛細血管内皮傷害により血管透過性が亢進し、肺水腫が起こる。すると肺胞内の表面張力を下げるサーファクタントの濃度が薄まってしまい、...
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