嚥下調節食の分類の備忘録
嚥下機能低下で食事を再開する時は嚥下コードを参考に開始しましょう。
嚥下障害の患者さんの食事は、咀嚼しやすい状態に調整された嚥下調整食が適している。嚥下調整食は、ただやわらかくかみやすいだけではなく、むせることなく食べられ、飲み込みやすい性状であることが大事。
コード0〜4の5段階として分類。
コードの数字が小さい方が嚥下機能が低下していても食べやすい。
コード0と1:jとtが設定されている。jはゼリーのj、tはとろみのtである。
コード2:スプーンですくって食べることができるもの。通常の食事に近づけるため主食と主菜を揃えている。
・コード2−1とコード2−2の違い:ミキサーにかけたものが滑らかで均質になっているのか、粒が残っており不均質な状態なのかの違い。
コード3:食品の形はあるが、歯や入れ歯がなくても歯茎や舌と口蓋間で押しつぶしが可能なもの。(=ソフト食、やわらか食)
コード4:箸やスプーンで切れる柔らかさを持つ食形態。(=軟菜食、移行食とも呼ばれる)
https://healthy-food-navi.jp/?post_type=search&p=75(栄養指導ナビより引用)
★高齢者はゼリーが飲み込みやすい。
ゼリーはやわらかくてまとまりやすく、ばらばらになりにくいので飲み込みやすさに優れている。また適度な弾性も持っていて窒息しにくい。
★高齢者はとろみがむせ込みにくい
嚥下力が落ちていると普通の水などはとてもむせ込みやすい。とろみのないサラサラした液体が喉へ流れるスピードが早いと、気道に蓋をする反射が間に合わず、食道ではなく気管支に液体が入ってしまいむせこんでしまう。とろみを付けると喉への流入速度を遅くできるので
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