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A-aDO2の基準値は加齢とともに上がるという話
◯AaDO2とは A-aDO2とは肺胞気酸素分圧(PAO2)と動脈血酸素分圧(PaO2)の差のことである。 これらの値は動脈血液ガス分析で測定される。正常なガス交換の場合A-aDO2が0になることが理想であるが、実際は生理的な換気血流不均等やシャントが存在するため、... -
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髄膜炎に対してkernig徴候はどの程度有用か
Kernig徴候とは髄膜刺激徴候に対するスクリーニング検査。 検査の手順: 1,患者の片側の股関節、膝関節を共に90度に屈曲してもらう。 2、股関節を90度に屈曲させたまま、患者の大腿伸側を掴んで膝関節をゆっくり進展させていく。 3,膝関節が1... -
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ERでの危なそうな患者には「猿も聴診器」
状態の危なそうな患者には「猿も聴診器=さるもちょうしんき」という語呂合わせ的な合言葉があります。(救急医で有名な林先生由来?) 急変患者が来ると頭が真っ白になって何もできない…ということのないように最低限これはオーダーするようにという意味... -
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嘔気・嘔吐の鑑別診断(語呂合わせ)
嘔気・嘔吐の鑑別診断(語呂合わせ) I HAVE NAUSEAとおぼえる(ER実践ハンドブック参照) Intoxication 中毒 Hypotension 低血圧 Hypoglycemia 低血糖 Adrenal insufficiency 副腎不全 Vasovagal 迷走神経反射 Ear 耳 回転性めまい Eye目 緑内障... -
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急性副鼻腔炎で抗菌薬治療の適応
急性副鼻腔炎の診断については過去エントリ:副鼻腔炎をいつ疑うか。感度と特異度 - とある研修医の雑記帳を参照 副鼻腔炎にはウィルス性と細菌性どちらもあるが、多くはウィルス性でいわゆる風邪に伴うもの。ウィルス性であれば7〜10日程度で自然軽... -
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副鼻腔炎をいつ疑うか。感度と特異度
副鼻腔炎とは イラスト参照:副鼻腔炎の症状、手術 | 細田耳鼻科 副鼻腔炎にはウィルス性副鼻腔炎と細菌性副鼻腔炎とがある。 ウィルス性副鼻腔炎はいわゆる風邪とも言える。ウィルスは一般的に拡散力が強く、副鼻腔にとどまらず咽頭や気道の方にも感染... -
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psoas lineとは何か
psoas lineとは何か psoasとは腸腰筋陰影のこと。腹部単純レントゲンにおいて重要な所見。 psoas(腸腰筋)が左右ともに線として見えるのが正常であるが、このラインが不鮮明になると後腹膜の占拠性病変を示唆する。腸腰筋の辺縁は後腹膜の脂肪層と接し... -
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腹部レントゲンでガスレスが意味するもの
腹部レントゲンでガスレスが意味するもの ガスレス=gasslessa=腸管に空気がうつらない所見 【ガスレスとなるものの例】 ・小腸閉塞 ・イレウス(麻痺性、絞扼、軸捻転) ・上腸間膜動脈血栓症 ・腸管虚血 ・胃腸炎や急性膵炎などによる繰り返す嘔吐 ・... -
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めまい患者へのシンプル対応
めまいで怖いのは脳梗塞や脳卒中などの中枢性めまい。 そんな怖くはないが頻度が多いのは末梢性めまい。 ERでのめまい診療のポイントは中枢性めまいを見逃さないこと。 1、中枢性めまいを疑う所見を調べる 眼球運動障害、構音障害、顔面の麻痺や感覚... -
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Howship-Romberg徴候とは何か
Howship-Romberg徴候とは何か 閉鎖孔ヘルニアで見られる特徴的な所見。 ヘルニア内容が閉鎖神経を圧迫することにより大腿内側から膝、下腿にかけて痛みやしびれが生じる。股関節の伸展、外転、内旋で痛みが増強する。大腿屈曲で軽減。 閉鎖孔ヘルニアは...