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輸液
イントラリポス(脂肪製剤)を投与するべき理由
イントラリポス(脂肪製剤)を投与するべき理由 3大栄養素、糖質・アミノ酸・脂質において脂質が最もエネルギー効率がよい。 糖質は1g=4Kcal、アミノ酸も1g=4kCalだが、脂質は1g=9kCalもある。 また、静脈栄養施行時には、非タンパクカロリ... -
消化器
薬剤性肝障害を考えたら
・肝胆道系酵素上昇をみたら、根拠もなく薬剤性と思い込まずに肝障害をきたしうる他の原因を丁寧に除外する。 ・薬物性肝障害ではAST,ALT上昇メインの肝細胞障害型とALP、γGTP上昇メインの胆汁うっ滞型、あるいは両方が混在したタイプといずれの可能性も... -
輸液
一日にブドウ糖はどの程度必要か
ブドウ糖に代表される炭水化物はエネルギー投与量の 50 ~ 60%と、総エネルギー 投与量の最も多くを占める栄養素である。 ソルデム3号液などの維持液にもブドウ糖が入っているが、栄養的に十分なわけではなく、水分や電解質をコントロールす... -
血液ガス
複数の酸塩基平衡のある血液ガスの解釈
複数の酸塩基平衡のある血液ガスの解釈メモ ◯例1 pH:7.30,PaCO2:23,HCO3-:12.4,Na120,Cl87,乳酸27.mg/dl ・アシデミア ・HCO3-が低下しているので代謝性アシドーシス ・HCO3-が基準より11.6低下しているので、11.6×1.4=16.2程度CO2低下で代償さ... -
栄養学
保存期腎不全で低タンパク・高エネルギー食にする理由
CKDのG1,G2期であれば厳密なタンパク制限は不要。 G3a以降においてはタンパク制限を行うことによって、尿毒素の蓄積や代謝性合併症を軽減し、腎代替療法を遅らせる事ができる。一方で、タンパク質の摂取が少ないと、タンパク合成も当然低下してしまい、タ... -
病棟
呼吸器疾患リスクのせん妄患者に対して気をつけること
Q,抗精神病薬と抗不安薬ではどちらが呼吸抑制をきたしやすいのか? 抗精神病薬はドーパミン、セロトニンの神経伝達を阻害する。 一方、抗不安薬はGABA系の神経伝達を増強し、筋弛緩効果を発揮する。 結果として、呼吸器合併症を保つ場合は抗不安薬のほう... -
病棟
循環器疾患患者に対するせん妄治療で気をつけること
循環器疾患患者に対するせん妄治療で気をつけること ◯ハロペリドールは安全 せん妄治療の第一選択薬とも言えるハロペリドール(セレネース®)は心血管系に与える影響が少ないためいつもどおり使用可能。QT延長のリスクがあるとも言われているので心電図... -
循環器
目標心拍数とダブルプロダクトの違い
運動負荷心電図施行の際 ①ダブルプロダクト(DP=二重積)=心拍数×血圧が25000以上 あるいは ②目標心拍数(年齢別予想最大心拍数の85%以上、すなわち(220-年齢)*0.85) のどちらかを達成が終了の基準となる。 ダブルプロダクトは心筋の酸素消費量と強い... -
病棟
せん妄患者にアタラックスPを使ってよいのか?
アタラックスPは第1世代ヒスタミン薬でポララミンと同じ立ち位置にある薬で睡眠作用があるため鎮静目的にしばしば用いられる。 病棟でせん妄患者が発生したときに「寝かせるためにアタラックスPをオーダーして下さい」と言われたこともあるがアタラック... -
病棟
せん妄にベンゾジアゼピン系を使ってよいのか?
■せん妄にベンゾジアゼピンを使うのはいつか? ・基本的に、ベンゾジアゼピン系薬剤はせん妄の悪化につながる! ・単独での使用を支持するエビデンスはない。 ・が、そうは言ってもせん妄を起こした患者にセレネース®(ハロペリドール)など抗精神病薬を...