循環器– category –
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移行帯の変化とそのメカニズム
心電図における移行帯とは 健常人の胸部誘導においてR波はV1からV5にかけて徐々に大きくなり、V6で少し小さくなる。S波はV2誘導で最も大きくなり、V3からV6にかけて少しずつ小さくなる。 R波とS波の高さが等しくなっているところを移行帯という。(R/S=... -
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左脚前枝ブロックが後枝ブロックより起こりやすい理由
左脚前枝ブロックが後枝ブロックより起こりやすいのは何故か 以下2つの理由があげられる。 1,前枝は後枝よりも細く長いため動脈硬化性病変の影響を受けやすい。 2,左脚前枝は左冠動脈前下行枝のみから栄養を受けているが、後枝は左冠動脈回旋枝と右... -
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ヘミブロックの心電図とその意義
心臓の刺激伝導系において、洞結節から出た刺激は房室結節→ヒス束→右脚or左脚と流れ、最終的に右室もしくは左室へと伝わる。左脚は左脚主幹の後に前乳頭筋に向かう左脚前枝と後乳頭筋に向かう左脚後枝に分かれる。 【刺激伝導系のイメージ】 画像引用:h... -
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心電図におけるサイナス(洞調律)の定義
心電図におけるサイナスの定義 【洞調律の一例】 画像参照:http://www.ecg-cafe.com/cat1/1-01 サイナス(sinus)は日本語で洞調律という。心電図で以下の条件をみたす場合に洞調律(サイナスリズム)とみなされる。 ・P波の次にQRS波が来る ・PQ時間... -
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血圧測定における最適な腕の高さ
一般的に血圧を測るときの腕の高さは心臓と同じ位置、胸骨での第四肋間に当たる位置が推奨されている。もし腕が心臓より6-7cm高くなると収縮期血圧と拡張期血圧ともに約5mmHg低下し、逆に心臓より7-8cm低くなると血圧は収縮期も拡張期も6mmHgほど上昇する... -
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冠危険因子とTIMIリスクスコア
胸痛患者の診察において急性冠症候群(ACS)の発症リスクがどの程度あるのか冠危険因子を把握する必要がある。冠危険因子は問診で、TIMIリスクスコアは問診に血液検査、心電図検査を併せて評価する。 冠危険因子 ・冠動脈疾患の家族歴 ・喫煙歴 ・高血圧... -
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動脈硬化でもCRPが上昇するという話
動脈硬化でもCRPが上昇するという話 CRPは感染や慢性炎症、悪性腫瘍などで上昇する急性期蛋白であるが、動脈硬化でも上昇することが近年報告されてきている。動脈硬化でCRP上昇というと意外な感じがするかもしれないが、「動脈硬化=血管の慢性炎症」と... -
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CK-MBとトロポニンの違い
CK-MBもトロポニンTも心筋の障害マーカー。それぞれの違いをまとめ CK-MB: 心筋に豊富に存在するが、多臓器にもある。 特異度が低いため(88%)、何度か検査が必要 心筋の障害後、4〜8時間で上昇 12〜18時間でピーク。 発症後24時間で感度は55%に... -
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心電図電極つける色の覚え方
心電図電極つける色の覚え方 救急外来に患者が搬送されていた時にささっと電極を付けないと看護師さんにボコられるので迅速に動きましょう。 ■胸部誘導のつける順番のゴロ その1;せきぐちくん その2:あきみちゃくむ 赤、黄、グリーン、茶、黒、紫 ... -
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PT-INRの治療域と延長時の対応
◯ワルファリンはビタミンK依存性の凝固因子(Ⅱ因子、Ⅶ因子、Ⅸ因子、Ⅹ因子)を阻害することで抗凝固作用を示す。適応としては長期の臥床患者の静脈血栓症の治療や心房細動に寄る血栓形成の抑制、心臓人工弁置換術後の血栓の予防などである。 ◯ワルファリ...