循環器– category –
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心不全患者における治療薬選択
■重症度と推奨される治療薬 心不全の重症度と治療薬の選択*1 心不全で何の薬を用いるかは病態と重症度によって変わってくるが 主な選択肢は以下のとおり。 ・レニン・アンジオテンシン系阻害薬(ACEI,ARB) ・β遮断薬 ・利尿薬(ループ利尿薬、アルドステ... -
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心電図T波増高の定義と原因
心電図T波増高の定義と原因 ◯T波とは T波とは心室の再分極を意味する心電図波形であるが、高カリウム血症などではこのT波の増高が見られる(=テント状T波)。T波は正常であれば1.2mV以下、もしくはQRSの高さの半分以下。 T波増高の定義は四肢誘導では0.... -
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心胸比(CTR)の計算式
心胸比(CTR)の計算式 心拡大があるかどうかは心臓と胸郭の比率を計算することによって判定することが出来る。心臓と胸郭の比率は心胸比=CTR(cardiothoracic raio)とも呼ばれる。 Chest x ray basicsより画像引用 胸郭の長さは胸郭の最大内径を測... -
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心電図PQ時間延長・短縮の原因
心電図PQ時間延長・短縮の原因 心電図においてP波とは心房の興奮、QRS波は心室の興奮を意味しているので、P波からQ波までの時間というのは心房の洞房結節で始まった電気刺激が房室結節、ヒス束、プルキンエ繊維を介して心室に到達するまでの時間を意味し... -
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心電図P波の右房拡大所見
心電図P波の右房拡大所見 心電図P波は心房の興奮時に生じる波形である。もし右房の拡大や肥大があるとP波は変化する。原因疾患としては右心系に負荷のかかる肺高血圧や肺塞栓症など。 上室性の変化を捉えやすいⅡ誘導やV1誘導で見る。 <V1誘導でのP波... -
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心電図P波による左房拡大所見
心電図のP波はその形によって左房の拡大を示唆する。注目するべきはV1誘導とⅡ誘導 【V1誘導】 V1誘導で見ると右心房の興奮はV1電極に近づいてくるのでプラスとなるが、左心房に向かう分はV1から遠くはなれていくので陰性(マイナス)となる。先に右心房... -
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一過性心房細動と慢性心房細動の違い
Pafとafの違い 心房細動は心房がうまく収縮できなくて血液を効率よく送り出せなくなってしまう不整脈であるが、大きく3つに分類される。(分類は厳密なものではない) 一過性心房細動(pAF):突然心臓が発作を始めるが、数分から7日で元の洞調律に戻る... -
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心拍数と脈拍数の違い
心拍数とは心臓の拍動する回数。正確な測定方法としては心電図のQRS波とQRS波の時間間隔を測定し、一分間辺りにどのぐらい拍動するのか算出する。 脈拍数とは心拍数とほぼ同義であるが、厳密には異なる。脈拍は一般的に末梢の橈骨動脈などに手を当てて一... -
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心電図:大文字表記と小文字表記の違い
心電図QRSとqrsの違いとダッシュ記号の意味 心電図はP波から始まりQRS波、ST部分、T波、U波と続く。 QRSとは心室の収縮時間を意味している。 QRSは通常大文字で書かれるイメージがあるが、qrsのように小文字表記の場合もあればRSR'のようなダッシュ記... -
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巨大陰性T波の原因とその覚え方
陰性T波とはT波が基線より下向きになる心電図である。陰性T波自体は異常なものではない。aVRでは陰性T波が正常、V1,V2誘導では若年者や女性では健常人でも陰性T波になることがある。 が、左右対称の10mm以上の深い陰性T波は異常である(=巨大陰性T波) ...