尿バルーンの適応

適応:

・尿閉(尿閉が続くと腎後性腎不全となる)

・心不全など尿量の把握が必要な場合

・周術期など絶対安静が必要な場合

・終末期など特殊な状況

尿バルーン留置のデメリット

・せん妄のリスク

・長期留置で自己排尿困難となり抜去後に尿閉となるリスクがある。

・尿路感染症のリスク(尿バルーンがあるとカテーテルを通じて細菌が逆行性に侵入して細菌尿の原因となる。細菌尿=尿路感染症の成立とはならないが、尿路感染症が成り立つ一つの因子であることには間違いない。定期的な交換は必要だが、交換によって尿路感染を減らせるというわけではない。)

注意点

医療者の都合で、尿バルーンしていたほうが管理が楽というだけでは尿バルーンは適応にならない。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次