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急性腎梗塞の診断にDダイマーは有用か?
急性腎梗塞(ARI)の有病率は0.007%-1.4%との報告がありまれな疾患であるが、救急外来に時々きうる致死的な疾患でもある。側腹部痛で受診されることが多いが、混雑している救急外来では尿路結石と誤診されてしまうことも少なくない。 従来の報告では急性腎... -
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エンレストのEF毎にどの程度効果が違うか
エンレスト(ARNI:angiotensin receptor neprilysin inhibitor=サクビトリルバルサルタン)のEFの違いにおける効果 ・EF低下している心不全(HFrEF)に対する治療薬は存在するが、EFの保たれている(EF>40%)心不全に対する治療薬はほとんど存在し... -
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大動脈解離stanford A型で脳虚血のある場合に外科手術の適応はあるか?
大動脈解離stanfordA型で脳虚血による意識障害が生じている場合に外科的治療の適応があるかどうかは様々な議論がなされている。 とある報告によると、脳虚血症状の出現から早急に大動脈解離の手術をした場合、意識障害の改善と神経学的予後の十分な改善... -
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(文献)Afに対する電気ショックのパドルの貼る位置はどこが最適か?
(文献めも)Afに対する電気ショックのパドルの貼る位置はどこが最適か?前壁〜後壁と前壁〜側壁とどちらも変わらない。ただし左房径45mm以下や孤立性心房細動の人はAPの方が有用。Afは左房か肺静脈に基質があると考えるとそこに最もエネルギーを届けられ... -
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(文献)持続性心房細動に対する電気ショックの初期エネルギー量はどうするべきか
(一言で)持続性Afに対して50Jの電気ショックの成功率は3割程度。失敗しやすい人は:Afが長期持続、EF低い人、肥満、左房径大きい人、ペースメーカー入ってない人など。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 古い文献ですが ・持続性Afに対して電気ショック... -
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(文献)PMI患者に電気ショックをすると心室リードのみペーシング閾値が上昇する
文献メモ)ペースメーカー植え込み患者で電気ショックを行うと心室リードのみペーシング閾値が上昇し、心房リードでは変化がなかった。電気ショックの電流が心室リードの方に(おそらく解剖学的に)集中的に流れてしまいリードと接触する心内膜組織ダメー... -
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【文献】ペースメーカー・ICD植え込み手術でヘパリンブリッジするべきか
ペースメーカー・ICD植え込み手術でワーファリンを中断してヘパリンブリッジするべきか? 背景:ペースメーカーやICD植え込みが必要な患者でワーファリンを内服している人は多い。 ガイドラインでは血栓症リスクの高い患者はワーファリンからヘパリンブ... -
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(文献)心不全におけるフロセミドでの腎機能障害は一過性かもしれない
(一言)急性非代償性心不全患者における利尿剤使用の戦略。ループ利尿薬は持続投与でもショットでもどちらでも良い(治療に関しても副作用に関しても変わらない)。高用量だと腎機能は短期的にみえると悪くなりやすい。しかし2ヶ月後には戻ってる。 ht... -
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(文献)電気ショックに関してのチップス
(文献)電気ショックのミニレビュー pubmed.ncbi.nlm.nih.gov ミニレビューからの覚書 ✅電気ショック成功へのファクター ・エネルギー量は電圧と電流の組み合わせで決まる。 ・電気ショックが成功するかはパドルの大きさ、貼る場所、胸壁のインピーダ... -
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(文献)長時間型ループ利尿薬アゾセミドはフロセミドより優れている
(一言)長時間型ループ利尿薬アゾセミドはフロセミドより慢性心不全の長期管理としては優れている。アゾセミドだと長期的な死亡率や再入院率が低下する。フロセミドだと短時間作用だからか循環動態への影響が大きくRAS系の活性化や交感神経活性化を引き起...
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