代謝内分泌– category –
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睡眠時無呼吸症候群で心不全になる機序
睡眠時無呼吸症候群で心不全になる理由 睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは睡眠時に10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上みられる症候群。睡眠時にいびきが目立ち、また睡眠が浅いことから昼間に傾眠傾向となる。無呼吸の状態が継続すると、低酸素血症、高... -
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2型糖尿病で黒色皮膚腫がみられるのは何故か
2型糖尿病患者で黒色皮膚腫がみられる機序 http://ec.canbler.com/kokushoku-hyohi-shoより引用 糖尿病患者では血糖値が高いためにそれに対抗してインスリンが分泌され、血糖値を下げようとする。しかし、糖尿病ではインスリンの効きが悪いためにイン... -
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1型糖尿病で体重減少するのは何故か
1型糖尿病で体重減少するのは何故か 2型糖尿病では体重が増加し肥満の患者が多いのに対し、1型糖尿病ではやせていることが多い。なぜか。 1型糖尿病は自己免疫的な機序により膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンの産生・分泌ができなくなる疾患である... -
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ビタミン欠乏症とその覚え方
ビタミンは脂溶性と水溶性に分けられます。 脂溶性ビタミンはA,D,E,K 水溶性ビタミンはB1,B2,ナイアシン,B6,B12,H,C 脂溶性ビタミンはたった4つなので「脂溶性ビタミンはこれDAKE」とゴロで考えると覚えやすいと思います。 ビタミン欠乏症のゴロ・覚え... -
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脳下垂体後葉ホルモンとその覚え方・ゴロ
脳下垂体後葉ホルモンと語呂合わせ ■脳下垂体後葉ホルモンの合成と分泌 脳下垂体後葉からはオキシトシンとバソプレシンが分泌される。よく勘違いされることではあるが、下垂体後葉で作られているわけではない。 視床下部の視索上核・室傍核という神経細... -
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脳下垂体前葉ホルモンの覚え方・ゴロ
■脳下垂体前葉ホルモン 脳下垂体とは、間脳視床下部にぶら下がった内分泌腺である。 この前葉から分泌されるホルモンに成長ホルモン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、ろ胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンがある。 *(濾胞刺激... -
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高カリウム血症にグルコン酸カルシウムが用いられる理由
グルコン酸カルシウムは細胞膜の安定性を増し、不整脈を予防する。重度の高カリウム血症の緊急時に用いる。血清カリウム値を下げるわけではなく、効果の持続時間は短いので他の治療法を併用することが必要。 高K血症では細胞が興奮しやすいが、カルシ...