循環器– category –
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ヘパリンとワルファリンの違い
ヘパリンとワルファリンの違い ヘパリンとワルファリンは共に抗凝固薬であり、凝固因子の働きを阻害して血栓形成を抑制する。ヘパリンとワルファリンは凝固カスケードにおいて作用する場所が異なる。 ヘパリン:アンチトロンビンを活性化してトロンビ... -
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頸静脈怒張の原因と診察法(+動画)
頸静脈怒張と診察法 ”頸静脈怒張”とは頸静脈が座位において拡張して張りだして見える徴候のことで心不全(右心不全)の徴候の1つ。右内頸静脈の視診で頸静脈怒張の評価を行う。 ■頸静脈怒張にはどういう意味があるのか 頸静脈怒張が臨床的に重要なの... -
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抗血小板療法と抗凝固療法の違い(脳梗塞治療)
抗血小板薬と抗凝固薬の違い ■抗血小板薬 抗血小板とは血小板の凝集を抑える薬剤であり、主に動脈で作用を発揮する(動脈では血流が早く、乱流が起こりやすい。乱流は血小板の凝集を引き起こし、血栓を形成する。)血小板は内皮細胞が障害されて内皮下... -
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非弁膜症性心房細動と弁膜症性心房細動の違い
非弁膜症性心房細動と弁膜症性心房細動の違い 非弁膜症性心房細動とは弁膜症以外が原因で起こる心房細動のことであるが、この定義は少し直感とは異なる。日本循環器学会によれば、人工弁置換(機械弁、生体弁とも)とリウマチ性僧帽弁膜症(狭窄症、閉鎖不... -
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心尖拍動とthrill(振戦)の違い
心尖拍動とthrill(振戦)の違い ■心尖拍動とは 心臓が収縮するときに心尖部が胸壁に当たって生じる拍動のことであり、皮膚がピクピク動いているのを肉眼で観察することが出来る。これは健常人でも見られる所見である。通常であれば胸骨中線(正中線)... -
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大動脈弁狭窄症で2音減弱し、大動脈弁閉鎖不全症で2音亢進する理由
■大動脈弁狭窄症で2音減弱する機序 ASのイラスト(参照元*1) 大動脈弁閉鎖不全症とは大動脈弁口の狭窄により、収縮期に左室から大動脈へうまく血液を送り出せなく疾患である。そのため、左室は頑張って血液を送り出そうとものすごく負荷がかかる(圧負... -
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僧帽弁狭窄症で1音が亢進、僧帽弁閉鎖不全症で1音が減弱する理由
■僧帽弁狭窄症で1音が亢進する機序 僧帽弁狭窄症(MS)とは、僧帽弁口面積が減少して拡張期に左房から左室への血液の流入が障害される疾患である。心音の1音とは房室弁が閉鎖するときの音であるが、MSにおいては1音が増強するのが特徴的な所見である... -
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総肺静脈還流異常症で雪だるま状陰影になる話
総肺静脈還流異常症とは 本来肺静脈は左心房に流れるが、本症では右心系に流れ込んでしまう。この血行動態だと血液の酸素化が行われないので生存は不可能そうであるが、本症では心房中隔欠損症を合併しているので右房から一部の血液は左房に流れ酸素か... -
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収縮性心膜炎で蛋白漏出性胃腸症となる理由
収縮性心膜炎で蛋白漏出性胃腸症となる機序 収縮性心膜炎とは慢性的な炎症により心膜が線維性に肥厚、癒着、石灰化して心室の拡張が障害される疾患である。特発性が50%を占めるが、結核が原因となることも多い。 収縮性心膜炎では心室が広がらない... -
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ファロー四徴症で木靴心となるのは何故か
【ファロー四徴症とは】 ファロー四徴症では胎生期に円錐中隔の前方偏位が起こり、肺動脈流出路の狭窄が生じる先天性心疾患である。四徴とは 1、肺動脈狭窄2、心室中隔欠損3、大動脈騎乗4、右室肥大 の4つ。 【ファロー四徴症の胸部レントゲンで木...