非弁膜症性心房細動と弁膜症性心房細動の違い

非弁膜症性心房細動と弁膜症性心房細動の違い

 

非弁膜症性心房細動とは弁膜症以外が原因で起こる心房細動のことであるが、この定義は少し直感とは異なる。日本循環器学会によれば、人工弁置換(機械弁、生体弁とも)とリウマチ性僧帽弁膜症(狭窄症、閉鎖不全症)を「弁膜症性」とし、それ以外のものは「非弁膜症性」と定義されている。因みに、僧帽弁修復治療後などに起こった塞栓は塞栓症のリスク因子とは考えられないので非弁膜症性心房細動に分類され、またリウマチ性以外の僧帽弁閉鎖不全症も非弁膜症性心房細動となる。

 

端的に言えば…

弁膜症性心房細動=人工弁orリウマチが原因の弁膜症

 

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