手技・身体診察– category –
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手技・身体診察
プレーン徴候は精巣捻転の診断に有用か?
プレーン徴候は精巣捻転の診断に有用か? 【プレーン徴候の機序】 プレーン徴候(prehn徴候)とは急性陰嚢痛の患者に対して精巣を挙上することで痛みが増強する徴候である。精巣を持ち上げて痛みが軽快すれば精巣上体炎を疑い、痛みが増強すれば精巣捻転... -
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中枢性めまいを身体所見で除外する方法:HINTS
中枢性めまいを身体所見で診断する方法:HINTS めまいを主訴に来院した患者でいちばん重要なのは脳血管障害などの中枢性めまいなのかBPPVなどの末梢性めまいなのかを鑑別すること。ERでは頭部CTをルーチンで取られることも多いが、急性期の脳梗塞はCTで... -
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Howship-Romberg徴候とは何か
Howship-Romberg徴候とは何か 閉鎖孔ヘルニアで見られる特徴的な所見。 ヘルニア内容が閉鎖神経を圧迫することにより大腿内側から膝、下腿にかけて痛みやしびれが生じる。股関節の伸展、外転、内旋で痛みが増強する。大腿屈曲で軽減。 閉鎖孔ヘルニアは... -
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test of skew deviationとは何か
test of skew deviation(斜偏倚)とは脳梗塞診断に用いられる身体所見の1つ。 skew deviationとは眼球(正確に言うと視軸)が垂直方向にずれて、片目がもう片方の目より上に偏位していることをいう。下方偏倚した側の脳幹障害を示唆する。 (手順) ... -
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中枢性めまいの時の眼振の見方
注視方向交代性眼振の意義 (眼振記号の見方) 注視方向交代性眼振とは ペンライトの先などを目の前に出して、患者から50cmほど離れた距離でペンライトを正中視から上下左右に動かし目で追ってもらう(この時患者の顔が動かないように頭を軽く押さ... -
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点滴セットと輸液スピードの関係
点滴をする時、クレンメを締めたり開いたりすることで輸液のスピードを調節できる。例えば急速に水分を補給したい時は全開に開いて点滴するのに対して、心臓が悪いなどでゆっくりと輸液したい場合はクレンメを絞って少量ずつ点滴することになる。具体的に... -
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ルートキープの手順(途中…)
ルートキープの手順 ・準備するもの:輸液製剤、輸液セット、延長チューブ、三方活栓 ・輸液セット開封しクレンメ閉じる ・輸液セットと三方活栓、延長チューブを接続する ・輸液製剤のゴム栓部分の保護フィルム剥がしてアル綿で消毒 ・輸液セットの導入... -
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インフルエンザ濾胞とは何か(+写真)
インフルエンザ患者の咽頭後壁には特徴的なリンパ濾胞が出現することが知られている(=インフルエンザ濾胞)。半球形で周囲の色調に比べて紅色(周囲が白色)になり境界明瞭の濾胞になる。緊満で光沢を帯びているように見えるためイクラ様とも例えられる... -
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腸閉塞疑いでカルテに書くべきポイント
✅腸閉塞/イレウスを疑ったときの問診 ○開腹手術歴の有無 →開腹手術歴のある小腸閉塞は、術後の癒着性腸閉塞である頻度が高い。 →閉塞箇所が1箇所である場合が多く、NGチューブによる減圧と十分な輸液で改善することが多い。 ・癒着によってclosed loopが... -
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血圧測定における最適な腕の高さ
一般的に血圧を測るときの腕の高さは心臓と同じ位置、胸骨での第四肋間に当たる位置が推奨されている。もし腕が心臓より6-7cm高くなると収縮期血圧と拡張期血圧ともに約5mmHg低下し、逆に心臓より7-8cm低くなると血圧は収縮期も拡張期も6mmHgほど上昇する...