手技・身体診察– category –
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手技・身体診察
両手結び、片手結び、器械結びの違い(+動画紹介)
糸結びは外科処置において必須の手技である。糸結びは皮膚や筋膜など損傷などにより離れた組織を縫い合わせるために行うが、強く結びすぎると組織の血流が悪くなり生着が悪くなり、逆に弱く縫合してしまうと縫合不全の原因になる(特に消化管縫合における... -
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ドレーン排液の性状とその術後変化
ドレーン排液の性状 外科手術の後に体内に溜まったの血液や膿、浸出液などを体外に排出することをドレナージという。ドレナージによって排出された液体の性状を見ることにより体内での異常を素早く察知することが出来る。 手術直後の経過としては血性→... -
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筋性防御と筋硬直、板状硬の違い
■筋性防御と筋硬直、板状硬の違い 筋性防御とは腹部の触診の際に患者が自分で痛みを自覚しているために自分の意思で腹筋に力を入れて痛みを和らげようとする徴候のこと。 筋硬直とは腹壁の腹膜に激しい炎症が及ぶと、同部位の筋肉が患者の意思とは関係な... -
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喀痰の性状と原因菌@肺炎の診断
肺炎を疑うときに原因菌を調べる目的で喀痰培養を行う。 が、培養結果を待たなくてもある程度喀痰の色で原因を推定することが可能である。 ・鉄さび色→肺炎球菌 ・イチゴゼリー状→クレブシエラ ・オレンジ色→レジオネラ 肺炎球菌の喀痰(鉄錆色) 画像... -
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血液培養でいつコンタミを疑うか
血液培養でいつコンタミを疑うか 血液培養は菌血症を疑うときに必要な検査であるが、いくら慎重に採取してもコンタミを0にすることはできないので注意が必要である。が、血液培養で生えてきた菌が本当に血中にいるものなのかコンタミによるものなのか鑑別... -
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鎖骨上窩リンパ節腫大の原因
鎖骨上リンパ節腫大の原因 イメージ図:効果のメカニズムとポイント | リンパマッサージの方法 鎖骨上窩リンパ節が腫大すると悪性腫瘍の可能性を考えなければならない(鎖骨上窩のリンパ節は健常人でも大きくなりやすいので1cm以上の大きさが異常と... -
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リンパ節腫脹が病的かどうかの基準(リンパ節スコア)
リンパ節の腫脹が病的かどうかを判断するための指標(Zスコア)がある。 以下の6項目(年齢、圧痛、大きさ、そう痒感、部位、性状) ・年齢40歳以上:+5点 ・リンパ節の圧痛あり:−5点 ・一番大きなリンパ節の大きさ (1cm22以下=0点、1-4cm2=4... -
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動脈触知と血圧の関係
動脈を触知することでおおよその血圧を予測することができる。 橈骨動脈…収縮期血圧80mmHg以上 大腿動脈…収縮期血圧70mmHg以上 頸動脈…収縮期血圧60mmHg以上 が、血圧が40-50mmHgほどしかなくても頸動脈を触知できてしまう場合など例外も当然ある。ショ... -
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スカルパ三角の意義と語呂合わせ
スカルパ三角(大腿三角)とは鼠径靭帯、縫工筋、長内転筋の内縁で囲まれた大腿前面の三角形状のくぼみのこと。このくぼみの奥に大腿骨頭が位置しており、触診で正常な位置にあるかどうか判定することができる。股関節脱臼では大腿骨頭が変位しているので... -
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吐血と喀血、血痰の違い
吐血と喀血は似ている言葉であるが、医学的な定義は異なる。 端的に言うと… 吐血=消化器系からの出血 喀血=気道からの出血 である。 喀血は気管支や肺などの気道からの出血であるが、原因としては気管支動脈と肺動脈のシャントの破綻などが多い。肺へ...