代謝内分泌– category –
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代謝内分泌
シックデイとは何か
シックデイとは糖尿病の治療中に発熱、消化器症状、ストレスなどにより体調を崩したり、食欲不振のため食事ができない時をシックデイ(sick day)という。 このような状態ではそれまで血糖コントロール良好であった患者でも一気に血糖が崩れてしまう。機序と... -
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スライディングスケールの適応とデメリット
【糖尿病治療のスライディングスケールとは何か】 糖尿病のインスリン療法における血糖コントロール方法の1つ。血糖値を測定して、その値が目標の血糖がどれぐらい乖離しているかによって次に投与するインスリン量を増減させて調節する。使用するインスリ... -
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インスリン分泌能とその検査
インスリンは膵臓のβ細胞から分泌されて血中の糖を細胞内に取り込ませて血糖値を低下させるホルモンである。1型糖尿病ではβ細胞が破壊されて慢性的にインスリン分泌が低下し、2型糖尿病でも食後の追加分泌が低下する。インスリンがβ細胞からどの程度分泌... -
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インスリン基礎分泌と追加分泌の違い
インスリン基礎分泌と追加分泌の違い インスリンは膵臓のβ細胞から分泌されるホルモンであり、筋肉、肝臓、脂肪細胞などに働きかけて、血中の糖を取り込ませて血糖値を低下させる働きがある。インスリンの分泌は基礎分泌という常に少しずつ出てるインス... -
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インスリン抵抗性の指標(空腹時IRIとHOMA-R)
◯インスリン抵抗性とは インスリンは膵臓β細胞から分泌されて肝臓や筋肉、脂肪組織のような末梢の細胞に働きかけ、血液中の糖を細胞内に取り込ませて血糖値を下げる役割がある。インスリンの抵抗性とは血中のインスリン濃度に見合ったインスリンの作用が得... -
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サブクリニカルクッシング症候群の診断基準
サブクリニカルクッシング症候群とは何か 副腎腫瘍や副腎の過形成などによってコルチゾールが過剰に分泌されて様々な症状をきたすものをクッシング症候群という。クッシング症候群では満月様顔貌やバッファローハンプ、多毛、色素沈着など特徴的な身体的... -
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三者負荷試験とは何か
三者負荷試験とは何か 三者負荷試験とは下垂体機能の低下が疑われる患者に対して、3者(3つのホルモン)を投与して調べる検査である。3者とはGnRH、TRH、CRHの3つ。 ・GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)負荷 →卵巣刺激ホルモンや黄体化ホルモン... -
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糖尿病治療のBOTとは
糖尿病治療のBOTとその適応 BOT(basal supported oral therapy)=経口薬併用療法のこと。 インスリンの絶対的な適応ではないが、インスリンを使ったほうが良い(=相対的インスリン適応)の患者においてはBOTが行われる。例えば2型糖尿病でSU薬を内服... -
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糖尿病のインスリン治療の適応
糖尿病の治療では経口血糖降下薬とインスリン療法がある。 インスリン療法の主な適応以下のとおり ・1型糖尿病 (膵臓β細胞が破壊されて絶対的なインスリン欠乏状態) ・重度の2型糖尿病 (インスリンの分泌が保たれている2型糖尿病であっても著明... -
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糖尿病でケトアシドーシスになる理由
糖尿病でケトアシドーシスになる理由 糖尿病が進行するとインスリン抵抗性が増大そしてインスリンの分泌不足により末梢組織(肝臓や筋肉)が糖を利用できなくなり、血液中に糖がたまり所謂高血糖の状態になる。エネルギー源として糖が使われなくなると代...