アズノールと亜鉛華軟膏の使い分け

アズノールとは

西洋ハーブであるカモミールを水蒸気蒸留することで得られるアズレンが主成分。

痒みや痛みを抑えられるので、火傷の傷や湿疹、その他皮膚科疾患によって起こるびらんや潰瘍などにも用いられる。

効果としては穏やかだが、痛みやかゆみを抑えられて傷の治りも促進してくれるので万能キズぐすり的なポジション。

副作用も少なく乳児のかぶれなどにもよく用いられる。

亜鉛華軟膏とは

ステロイドのない時代に重宝された抗炎症・収斂作用のある薬。

湿布のように貼ることで吸収率アップが期待できる。

患部を保護して炎症を鎮め、浸出液吸収を期待できる。

皮膚のかぶれやただれ、あせもなどに使われる。在宅ではおむつかぶれにも使われる。

亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違い、使い分け

いずれも酸化亜鉛を主成分とし,亜鉛華軟膏では20%,亜鉛華単軟膏では10%を含有する油脂性基剤の軟膏。

効能・効果は同じ。酸化亜鉛の含有量が多いと長期使用で皮膚の乾燥を招き,発赤,瘙痒が再現してくることがある。

引用:https://www.fpa.or.jp/library/old/infomation/qa/Y6K05.html

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