代謝内分泌– category –
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劇症1型糖尿病の診断基準
■劇症1型糖尿病とは 1型糖尿病は発症の経過で急性発症1型(数週間〜数ヶ月)、劇症1型(数日間で急激に発症)、緩徐進行1型(数年〜数十年)のものに分けられる。 劇症1型糖尿病の病態としてはウイルス感染による膵臓炎、あるいはウイルス感染に対す... -
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甲状腺機能低下症でアキレス腱反射弛緩相遅延が起こるのは何故か
甲状腺機能低下症でアキレス腱反射弛緩相遅延となる機序 甲状腺機能低下症とは 甲状腺ホルモンの作用低下によって様々な全身症状をきたす疾患。原因(病変)は甲状腺そのものにある場合とその上流の視床下部にある場合とがある。アキレス腱反射弛緩相遅... -
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17OHCSとは何か。なぜ血中ではなく尿中を調べるのか
17-OHCSとは何か OHCSとはhydroxycorticosteroidの略。-OHとは水酸基を意味しているので水酸化されたコルチコステロイドと考えるとわかりやすい。 臨床においては尿中17OHCSを測定する。血中の値を測定したほうが簡便な気もするが、ステロイドという... -
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慢性腎不全でインスリン必要量が減る理由
慢性腎不全でインスリン必要量が減る機序 糖尿病患者ではインスリンがうまく分泌されない・働かないために治療としてインスリン注射が必要である。糖尿病が悪化すればするほどインスリン必要量も増えそうであるが、合併症として腎不全が進行するとインス... -
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クッシング症候群で代謝性アルカローシスになる理由
クッシング症候群とはコルチゾールが異常に産生されてしまう疾患である。 コルチゾールは糖質コルチコイドとしての作用も持ち、遠位尿細管においてNaの再吸収、Kの排出を促進し、低カリウム血症を引き起こす。故に代謝性アルカローシスとなる。(血中のカ... -
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高K血症ではアシドーシス、低K血症ではアルカローシスになる機序
高K血症では代謝性アシドーシス、低K血症では代謝性アルカローシスになる理由 一般的な話として、高カリウム血症ではアシドーシスが、低カリウム血症ではアルカローシスが引き起こされる。これはなぜかというと、 前提的な話ではあるが、細胞内にはカ... -
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副甲状腺機能亢進症でラグビージャージ様脊椎になる理由
副甲状腺機能亢進症でラガージャージ様脊椎になるのは何故か 副甲状腺機能亢進症では副甲状腺が過形成を起こし、腫瘍性にPTHを産生してしまう疾患である。PTHは血中Caを上昇させるホルモンであるが、その作用点は様々である。 ・破骨細胞に作用し、骨吸... -
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クッシング症候群で中心性肥満になる理由
クッシング症候群で中心性肥満となる機序 【クッシング症候群とは】 クッシング症候群とは糖質コルチコイドが異常に産生されてしまう症候群であり、特徴的な体つきや代謝異常を生じる。 クッシング症候群はその原因によりいくつかに分類されている。例え... -
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SIADHで低尿酸血症となる理由
SIADHで高尿酸血症となる機序 【SIADHとは(ちょっと復習)】 SIADHとは抗利尿ホルモンであるバソプレッシンが不適切に、過剰に分泌されてしまう症候群である。バソプレシンは腎臓集合管での水の再吸収を促進するために、体内の循環血液量は増加する。 ... -
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グルカゴン負荷試験とブドウ糖負荷試験の違い
グルカゴン負荷試験とブドウ糖負荷試験の違い ブドウ糖もグルカゴンも血糖値を上昇させる働きがあるが、検査としてはどのような意義の違いがあるのだろうか。 グルカゴン負荷試験とは グルカゴンとは膵臓のα細胞から分泌されているホルモンでありグリ...