膝立て試験とその意義

膝立て試験とその意義

 

麻痺が疑われる場合、患者に四肢を動かすように指示して動かしてくれれば麻痺の有無が容易に判断できるが、意識レベル低下などで意思疎通の取りにくい患者ではそうはいかない。

 

患者に仰臥位になってもらい膝関節を曲げて膝を立てさせて、両側同じような状態で突然手を離す。もし麻痺があれば麻痺側の下肢はその位置を維持できずに外側に倒れるか、前方に滑ってしまう。

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抵抗なく、外側や内側に膝が倒れてしまうと完全麻痺。ゆっくり外側に倒れる・伸展すると不全麻痺。

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