・拡張腸管の同定(小腸イレウスor大腸イレウス)
・口径差の有無
・口径差があればその原因となる腫瘤などはないか?なければ癒着や索状物を考える
・腸間膜内の液体貯留・腹水の有無
・腸管壁の造影不良
・closed loop サイン:腸管の離れた2点が締め付けられ、一部の腸管が閉鎖腔になる。
・beak sign:
拡張した腸管と虚脱した腸管の移行部,管腔径差(caliber change):機械的イレウスでは必ず移行部がある.鳥のクチバシのようにみえるのでbeak sign ともいう。
・whirl sign:捻転により腸管の血管が渦巻状に見える
・dirty fat sign(腸間膜の浮腫像):浮腫、出血、炎症などで腸間膜の脂肪織濃度が上昇する。
・target sign:2.5mm以上の腸管壁肥厚があり、造影CTで3層構造を示す腸管浮腫が標的の用に見える
・small bowell faces sign:小腸閉塞部口側の拡張した小腸内腔にガスを含む糞便が見られる。このすぐ肛門側に閉塞起点がある。
・腸管壁内、門脈内あるいは上腸間膜静脈内ガスなど
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