脳卒中、脳梗塞、脳出血の違い

脳卒中というのは脳血管障害の総称で「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」をひとまとめにした言葉です。脳卒中の言葉の語源としては「卒」は「卒然」のように「突然、にわかに」のような意味があります。「中」は中毒の中で「当たる、傷がつく」のような意味があります。よって脳卒中で「脳に突然傷がつく」というような意味合いになるのです。

 

脳梗塞とは、脳動脈の狭窄や閉塞により、本来行くべき所に血液が行かなくなり、脳組織が壊死に陥る疾患です。脳のどこでどこで脳梗塞が起こるかによって様々な症状が出ることが知られています。寝たきりの原因疾患の第一位であり、発症予防することが何よりも重要です。

 

脳出血は文字通り脳の血管が破裂することにより脳の中で出血することをいいます。

くも膜下出血とは脳表面の血管病変の破綻によってくも膜下腔へ出血が生じた状態をいいます。原因疾患としては脳動脈瘤が最多で、二番目に脳動静脈奇形が多いと言われています。

f:id:tsunepi:20140430173055g:plain

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次