有効循環血液量とは何か

有効循環血液量とは何か

 

有効循環血液量とは動脈系に存在する血液量のことであり、組織灌流において重要な役割を果たしている。全身の末梢組織に酸素・栄養を運ぶのは動脈であって静脈ではないゆえに動脈の血液量を有効循環血液量と定義している。

有効循環血液量は細胞外液量と関連して変化する。細胞外液量を決めているのはNa量なので、血漿Naが増えれば細胞外液量も増え、有効循環血液量も増えて血圧が維持される。一方でNaが不足すると細胞外液量が減り、有効循環血液量も低下し、血圧が低下する。

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