肺がんでノッチが見られる理由

肺がんでノッチが見られる理由

 

ノッチ(notch)とは結節影に見られる切込み(凹み)のことであり、悪性腫瘍を示唆する所見である。悪性腫瘍ではがん細胞が無秩序に分裂、突然変異を繰り返すために部分部分で細胞増殖の速度は異なり、ガン組織の細胞構成は非常に不均一なものになる。故に、癌の腫瘤影は均一な球体ではなくでこぼこな形態を呈する。また、細胞増殖のスピード以外にも線維化による収縮過程が局所的な発生が原因となることもある。

また、ノッチの部分にちょうど気管支や血管などの構造が見られることがあるが、その場合は構造物によってがん細胞の伸展が止められていると考えることが出来る。

腺癌など悪性腫瘍に多いが、良性腫瘍や肉芽腫にもしばしば見られる。

 

【ノッチの一例】

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